ChinaJoyを起点にした日中コンテンツ産業連携促進事業(中国進出戦略コンサルティング)

  Dec 21, 2016

ChinaJoyを起点にした日中コンテンツ産業連携促進事業

業務内容 短期:日系中堅中小企業と中国ローカル企業の交流の場を作る
・交流会開催
・BtoB出展
・BtoC見学や講演傍聴
・日中政府関係者・主催者の幹部対話
中長期:IP
・コンテンツファンド作成、現地IPクロスメディア展開に注力
業種 エンタメ 部門
中国

事例のポイント

事業背景
・日本のコンテンツ業界にとって、巨大で商品受容性が高い中国は外せない市場
・しかし、中堅・成長企業中心に、現地とのチャネルすらない企業も多い
・その解決策の一つとして、中国政府傘下・アジア地区最大級のゲーム展示会ChinaJoy(CJ)と連携し、両国政府の有形・無形支援の下、日中コンテンツ業界(初年度はゲーム中心)の交流インフラ構築を目指す

成果
・ 日本中堅成長企業の中国ゲーム・コンテンツ市場に対する理解を大きく強化
・ 日本ゲーム業界企業を強くアピールし、中国での存在感を大幅強化、同時に中国進出に対する積極的な姿勢を中国市場に示す
・ いままで中国市場とあまり接点を持たない日本中堅成長企業にネットワーク開発・提携
事業背景(詳細)
ゲーム・コンテンツ業界にとって、巨大で商品受容性が高い中国市場は外せない市場
・コンテンツ業界の主要顧客である中産階級が世界で最も増加
・これは足元の景気減速とは関係の薄い、”抗えないマクロな流れ”

ただし、日系企業の中国市場展開は、必ずしも十分ではない
・中堅中小企業の進出は進んでいない、現地とのチャネルすらない企業も多い
・大企業でも、単独分野しか見えておらず(例:ゲーム/アニメ配信のみ)、コンテンツ市場全体のクロスメディア展開は出来ていない
・将来的には、現地発IPを獲得しに行く動きも必要

打ち手として、「日中間プラットフォーム」と「IPマネジメントモデル」が必要となる
・短期:日系中堅中小企業と中国ローカル企業の交流の場を作る
・中長期:IP・コンテンツファンド作成、現地IPクロスメディア展開に注力

その解決策の一つとして、中国政府傘下・アジア地区最大級のゲーム展示会ChinaJoyと連携し、両国政府の有形・無形支援の下、日中コンテンツ業界(初年度はゲーム中心)の交流インフラ構築を目指す
達成した点

1. 日系中堅企業の中国現地接点作り、ビジネス創出の貢献

「日中ゲーム産業交流会」に日系大企業4社と中堅成長企業11社が出席し、現地有力企業40社との接点が作られた。

「JAPANブース」では日系中堅成長企業11社が参加。三日間で数百社の企業と交流を実現。相手企業は中国(+香港・台湾)、韓国、東南アジア、中東、欧米等世界各地に分布。業種はパブリッシャー、チャネル、デベロッパー、ベンチャーキャピタル、広告代理店、メディア等幅広くカバー。‒ ブース来場企業約500社、名刺交換企業300社。各社平均接触企業約40社、そのうち滞在時間の長い企業約100社と接触し、具体的な進行案件も5件超。

大企業について、既に進出済み企業の存在感を更に強化し、既存ビジネスの拡大に貢献。
中長期的にDIから引き続きフォローを行い、数百億円レベルのビジネス創出を目指す。
2. 日本ブランドの(再)インプレス

日本ゲーム業界企業を強くアピールし、中国での存在感を大幅強化、同時に中国進出に対する積極的な姿勢を中国市場に示した。
「日中ゲーム産業交流会」にて日本政府、大企業1社、中堅成長企業2社、DIの基調講演により、中国ゲーム・コンテンツ業界の有望プレイヤー向けに強くアピールし、存在感を強化。
インパクトの強い「Japanブース」より、来場者向けに幅広く日本企業の存在感を強調し、更に積極的に中国市場進出の姿勢を示した。
上記両イベント合わせて現地テレビ、ネット(動画&記事)等の大手メディア17社を巻き込み、1万以上の再生数を達成。メディア露出より更に存在感を強調。
3.コンテンツ業界全体での政府間連携促進の触媒

29日政府間懇談会開催。中国国家新聞出版広電総局、日本クールジャパン機構が出席し、両国ゲーム・コンテンツ業界の連携を積極的に推進する意図を表明。

DI担当者の声

田 園
田 園
ビジネスプロデューサー

復旦大学国際関係と公共事務学部卒業後、DI上海に参加。
インターネット・モバイル・コンテンツ(IMC)分野を中心に、大企業向けのリサーチ・戦略立案・新規事業立ち上げ・政府連携・中国市場参入及び実行支援に従事。
特にコンテンツ分野では、映画・UGC・クラウドファンディング・人材育成等中国・アジアで注目されるビジネスにおける市場分析・投資検討・パートナーリング等に従事。
ベンチャー分野でサービス・ネット系企業を中心に戦略策定・日中連携支援等に従事。
一方、消費財・環境・エネルギー分野における業務改善・新規事業立ち上げ・デューデリジェンス等にも従事。


中国コンテンツ市場は巨大な規模と成長性を持っており、世界中のプレーヤーが参入しています。但し、独特な歴史・政策・文化によって他国との共通性が極めて弱いため、進出に戸惑う日本企業も存在するようです。同時に日系IP・コンテンツに対する親和性が高い中、ニーズはありながら、閉鎖的な日本コンテンツ業界に怯えコンタクトに躊躇する中国企業も多数存在しています。そんな需要と迷いを持つ両方をつながるはじめの一歩として、今回のコンテンツ交流会に大いなる意義を感じています。


日中両国の政府・企業(大手+中小)ネットワークを持つプロフェッショナルファームであることはDIの大きな強みです。両国市場について深い知見を持ち、それぞれのニーズや抱える課題も熟知しています。中国進出をお考えでしたら、是非一度ご相談ください。

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